2023年12月14日に神栖市役所にて図書贈呈式が行われ、当社グループの中央電気工業株式会社（以下、中央電気工業）は神栖市に図書75冊を贈呈し、同市より感謝状を授与されました。今回贈呈した図書は株式会社Gakkenから出版されている「なぜ？から調べる　ごみと環境　第３巻『清掃工場』」（監修 森口祐一）です。贈呈された図書のうち70冊は神栖市内の小学校に寄贈され、5冊は市内の図書館に排架される予定です。

（右から）　神栖市長 石田 進氏、中央電気工業代表取締役社長 平田 敦嗣、神栖市教育委員会教育長 木之内 英一氏

背景・経緯

　自治体のごみ焼却施設から発生する焼却灰は多くが埋立処分されていますが、この方法は新たな埋立処分場の確保などの課題を抱えています。一方、中央電気工業は茨城県鹿嶋市の工場で、専用の電気炉により焼却灰を溶融固化し、有価金属と溶融スラグに分離回収して再利用する焼却灰溶融固化処理による、焼却灰のパーフェクトリサイクルを実現しています。

　この度、同図書にて中央電気工業による焼却灰溶融固化処理の仕組みが紹介されることとなり、先月の鹿嶋市に続き、神栖市へも図書を贈呈しました。今回の図書贈呈を機に、小学生を始めとした神栖市の多くの皆様が「ごみと環境」について考え、課題解決のひとつとして同社による焼却灰のパーフェクトリサイクルを知っていただくことで環境についての学びをより一層深めていただけるものと期待しています。

　当社グループは、今後とも事業を通じて地域の発展に寄与してまいります。