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2022年 年頭挨拶

代表取締役社長 青木 泰

平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2022年の年頭に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大が収束しなかったものの、コロナ禍の影響とは裏腹に世界経済は大きく回復いたしました。日本においても、製造業を中心に高水準の活動が続き、当社の最大顧客である鉄鋼業では、各製鉄所がフル生産を継続し、鋼材市況も久々の活況を呈しました。また合金鉄においても、急速に拡大する需要に供給が十分に追い付かず、製品市況は予想を遥かに上回る水準にまで上伸いたしました。
本年も、コロナ禍の問題が継続するなど、先行きが極めて不透明な状況となっておりますが、一方で世界的な脱炭素化やデジタル化、SDG’sへの対応ニーズの潮流が一層明確化・加速化してきております。当社としては、こうした環境の変化や社会の要請に的確に応えるべく、各々の事業の競争力に一段と磨きをかけるとともに、あらゆる事業機会を捉えて成長を図るため、以下の課題に取り組んでまいります。

1.既存ビジネスの強化

2.新規ビジネスへの挑戦
3.事業環境変化に適応する強い企業体質の構築

1.既存ビジネスの強化

合金鉄事業:安定生産の継続に注力しつつ、競争力の向上と収益力の最大化を追求してまいります。

機能材料事業:自動車の電動化・自動運転化、通信インフラの5G化などに伴う急速な市場拡大に対し、安定生産と必要な供給力増強を通じて増加する需要を着実に取り込んでまいります。

環境事業:環境システム事業では、コア商品の新規用途や海外市場の開拓を積極的に進めるとともに、中央電気工業での焼却灰溶融固化処理事業では、既存3炉の安定操業に加え、新4号炉の順調な立ち上げ(今秋予定)を推進し、焼却灰収集増による事業拡大を行ってまいります。

電力事業:自然災害のリスクの低減を図るとともに、長期保全計画に基づいた設備維持を実施することで、FIT事業計画に沿った安定した発電を継続してまいります。

2.新規ビジネスへの挑戦

新規ビジネスのシーズとなる研究開発を加速化させるため、研究所での陣容増強と併せて、研究・営業・製造の各部門の連携を一層強化させる体制をスタートさせました。今後、ターゲットとする業界や顧客企業からの情報収集など、マーケットのニーズを的確に把握し、また大学や他の研究機関などとの連携も模索しつつ、より多くの研究開発テーマを推進して行くことで、社会の役に立つ新技術・新製品を世に送り出してまいります。

3.事業環境変化に適応する強い企業体質の構築

当社は4月より、東証プライム市場に上場いたします。今後は、日本を代表する企業のひとつとして、ステークホルターの皆様への責任を全うするため、従来以上に強い企業体質の確保に邁進いたします。
特に、社会的な要請として昨今強まっているカーボンニュートラル化への対応につきましては、当社は事業を通じて貢献し続けることは当然ですが、当社の生産活動において発生する二酸化炭素を減らしうる技術開発や諸施策にも一層積極的に取り組むことによって、社会に対する責任を果たしてまいります。同時に、ダイバーシティーやデジタルトランスフォーメーション(DX)など、当社の持続的成長を実現するために避けて通ることのできない諸課題についても着実に取り組む所存です。これらの社会課題への対応について、経営レベルで方針策定を行い、進捗をフォローするため、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を発足させました。
本年もステークホルダーの皆様からの信用と信頼を高めご期待に応えるとともに、産業社会の発展に貢献する使命を果たすべく、グループ一丸となって全力を傾注する所存ですので、引き続きご理解とご協力、ならびにご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸を心から祈念し、年頭のご挨拶といたします。