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2021年 年頭挨拶

代表取締役社長 青木 泰

平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2021年の年頭に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
昨年はコロナ禍の影響から、経済活動が多大な制約を受けたことで多くの企業が経験したことのない苦境に直面いたしました。かかる中にあって当社グループは、一昨年の大幅な赤字決算から脱し、目標としていた収益の黒字化は確実となったものの、この中には合金鉄事業における棚卸評価損の戻り益が含まれており、実力的には未だ不十分な状況にあると言わざるを得ません。
本年も、コロナ禍の問題が継続するなど、先行きが極めて不透明な状況となっておりますが、一方で環境負荷低減や低炭素化というニーズの潮流が一層明確化・加速化してきております。当社としては、こうした環境の変化や社会の要請に的確に応えるべく、各々の事業の競争力に一段と磨きをかけるとともに、あらゆる事業機会を捉えて成長を図るため、以下の課題に取り組んでまいります。

1.4つのコア事業のさらなる強化

2.企業基盤の強化
3.さらなる成長と発展に向けて

1.4つのコア事業のさらなる強化

合金鉄事業:安定生産の継続に注力しつつ、競争力の向上と収益力の最大化を追求してまいります。

機能材料事業:自動車の電動化・自動運転化、通信インフラの5G化などに伴う急速な市場拡大に対し、安定生産と必要な供給力増強を通じて増加する需要を着実に取り込んでまいります。

環境事業:環境システム事業では、コア商品の新規用途開拓を積極的に進めるとともに、中央電気工業での焼却灰溶融固化処理事業では、焼却灰収集増による事業拡大を推進してまいります。

電力事業:自然災害のリスクの低減を図るとともに、長期保全計画に基づいた設備維持を実施することで、FIT事業計画に沿った安定した発電を継続してまいります。

2.企業基盤の強化

当社では昨年は2件の休業災害が発生しましたが、自分の安全は自分で守るという基本に立ち返るとともに、大切な仲間に怪我をさせないという強い気持ちを新たにして危険予知や教育を徹底させ、無事故・無災害の一年を目指します。
同時に、今年で4年目を迎える「DENKO WAY活動」を充実・強化させることで、自律的で強い現場造りに継続して取り組んでまいります。

3.さらなる成長と発展に向けて

新技術・新製品の開発、あるいは保有技術の新しい用途開拓を着実に進めるべく、研究開発分野に経営資源をより積極的に投入する方針です。また、既存の考え方に捕らわれず、他社との協業や視点を海外にも広げた事業拡張など、当社の経営資源を生かした新たな分野での事業展開を進めて行くことにも検討を重ねてまいります。
本年もステークホルダーの皆様からの信用と信頼を高めご期待に応えるとともに、産業社会の発展に貢献する使命を果たすべく、グループ一丸となって全力を傾注する所存ですので、引き続きご理解とご協力、ならびにご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝ご多幸を心から祈念し、年頭のご挨拶といたします。